卓球王国 2024年11月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
世界卓球2021

【世界卓球】混合複の日本勢対決は、ゲームオールで張本/早田に軍配!

●混合ダブルス2回戦
張本智和/早田ひな −4、5、−7、6、5 宇田幸矢/芝田沙季

混合ダブルス2回戦、張本/早田ペアが宇田/芝田ペアに勝利!

1ゲーム目にスタートダッシュをかけた宇田/芝田が、3ゲーム目まで優位に試合を進めていたが、「芝田選手のプレーをあまり見たことがなかったので、しっかり見ていった。ミスが多くなっても気にしないようにした」と試合後の張本。「一本で決めるのではなく、何本でもラリーを続けていこうと話しあっていた」(早田)という張本/早田に徐々にエンジンがかかり始める。

そして最終ゲームは、張本が強烈なチキータ2本と、シングルスでも何度もエースを奪った重い下回転サービスでエースを連発。中盤で一気に離して決着をつけた。調子を上げてきた張本/早田、ここから快進撃の予感だ。

ラリー戦に持ち込むことで徐々に調子を上げてきた張本/早田

張本/早田、勝利に笑顔のハイタッチ

「勝負どころでチキータを2本決められたことで、張本選手に自信を持ってサービスを出されてしまった。あのチキータ2本が敗因」と試合を振り返った芝田。昨夜は23時半近くまでシングルスを戦っていたが、「体は全然問題なくて、大会を通じて良いプレーができています」と頼もしいコメント。今日は残る女子シングルス3回戦で、伊藤との大一番を迎える。

宇田/芝田は惜しくも逆転で敗れる

関連する記事