パリオリンピック・卓球競技の女子団体のシードは下記のとおり。日本女子は3位の韓国に大差をつけてチームランキング2位となり、決勝まで中国と当たらない第2シードとなった。団体戦が16チームによるトーナメント方式になった2012年ロンドン五輪以降、日本女子は4大会連続で第2シードの座を確保している。
〈女子団体・第1〜16シード〉
1 中国
2 日本
3 韓国
4 ルーマニア
−−−−−−−−−−−−−−−
5 ドイツ
6 香港
7 チャイニーズタイペイ
8 フランス
−−−−−−−−−−−−−−−
9 エジプト
10 ブラジル
11 インド
12 ポーランド
13 タイ
14 アメリカ
15 スウェーデン
16 オーストラリア
群雄割拠の男子に比べ、女子は日本のライバルになり得るチームは少ない。初戦で当たる第9〜16シードのチームとは実力差が大きく、要注意なのはバック粒高のバトラとアクラを揃えるインドくらいか。第5〜8シードのチームでは、伸び盛りのパヴァデとシェークフォア表攻守のユエン・ジアナンが強い地元フランスが要注意だろう。
メダルを懸けた準決勝の対戦相手は、順当なら第3シードの韓国、もしくは第4シードのルーマニアになるところだが、下位チームとの実力は接近しており、必ずしも両チームと当たるとは限らない。韓国は帰化選手の李恩慧をシングルス2点、23年世界卓球2位の田志希/申裕斌をダブルスに起用してトップで勝負を懸けてくる可能性もある。
女子団体では日本の決勝進出の可能性は高い。第1シードの中国は十中八九、陳夢/王曼昱のダブルスに、世界女王の孫穎莎を2点起用するオーダーだろう。余裕を持って戦われることのないよう、何としても1番のダブルスで先制点を挙げたい。
男女を通じて今大会最年少の張本美和。女子団体1回戦でオリンピックにデビューする
ツイート
【セカンドキャリア】佐藤大輔「モロッコ行きが人生の転機。卓球を一生懸命やってきたことは自分の人生のベースになっています
試合を変えるアドバイス 羽佳純子「やるべきことがハッキリすれば、緊張も自然とほぐれていく」
【パーソン】照井雄太:Tリーグの試合やイベントの運営・指導・解説とマルチに活躍
[特集・石川佳純]「私が勝てるとしたら、練習をやってやって『これでどうだ!』というやり方しかない」2012年
【伝説のプレイヤーたち】森沢幸子 前編「負けると悔しくて悔しくて、ラケットをバーンと割っちゃうんですよ」
愛工大名電高 The BIG4 濵田一輝②「外に出てみたら、すごく良い環境でやれていたなと思います」
糀谷博和「あなたが思っている以上に、厳しい卓球での生活が将来の人生に必ず活きます」
【私のリフレッシュタイム】vol.8 小塩遥菜「本当は体を動かすことよりも勉強するほうが好き」