●女子シングルス1回戦
早田ひな 1、3、4、5 ヴィヴァレッリ(イタリア)
現地時間28日18時30分から行われた女子シングルス1回戦、日本選手のシングルスの先陣を切って、早田ひなが登場。昨日の混合ダブルス1回戦ではショックの大きい敗戦を喫した早田だが、ヴィヴァレッリ(イタリア)との対戦となった今大会のシングルス初戦では、1ゲーム目のラブオールから激しい打ち合いを制す。
ラリーになると粘り強いヴィヴァレッリに対し、守備から攻撃へのすばやい攻守転換が光り、要所でフォアストレートへの鋭いフォアドライブを決めた早田。1ゲーム目は9−0、2ゲーム目は8−1でリードするなど、一方的な展開で快勝。4ゲーム合わせて、13点しか相手に与えなかった。
早田は続く女子シングルス2回戦で、メシュレフ(エジプト)とシャオ・マリア(スペイン)の勝者と対戦。また、女子シングルス1回戦では平野美宇が、早田と同じくイタリア勢のピッコリンと対戦する。
女子シングルス1回戦、その他の試合の結果は下記のとおり。世界ランキング1位の孫穎莎はストレート勝ちで快調なスタートを切ったが、香港女子のエースである杜凱琹がピョン・ソンギョンに敗れ、韓国の田志希もユ・フによもやの完敗を喫した。久々に国際大会に登場した北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)勢が、今大会の台風の目となるのか。また、アクラとバトラというインドの「粒高マスター」ふたりが、順当に勝ち上がっている。
すべての選手が1回戦からの出場となる今大会のシングルス。実力差の大きい1回戦では波乱は起きにくいと見られていたが、やはりオリンピックの重圧は他の国際大会とは違うようだ。
●女子シングルス1回戦・その他の結果
孫穎莎(中国) 3、6、6、5 G.タカハシ(ブラジル)
スッチ(ルーマニア) −9、4、3、7、9 ジョウ・ジンイ(シンガポール)
アクラ(インド) 4、9、7、8 シェルベリ(スウェーデン)
ピョン・ソンギョン(朝鮮民主主義人民共和国) 8、7、−10、7、4 杜凱琹(香港)
ペソツカ(ウクライナ) 2、−9、−9、6、4、−7、5 パラナン(タイ)
ツォン・ジェン(シンガポール) 5、3、−11、6、−9、−13、5 マロバビッチ(クロアチア)
ユ・フ(ポルトガル) 7、6、11、9 田志希(韓国)
鄭怡静(チャイニーズタイペイ) 10、5、1、12 ハンフォウ(カメルーン)
バトラ(インド) 8、10、9、−9、5 ハーシー(イギリス)
ツイート
【伝説のプレイヤーたち】森沢幸子 後編 「日本女子史上2人目の世界選手権3冠王『本当に勝っちゃった、という感じでした』」
【セカンドキャリア】照井萌美 「いくらでもリスタートを切れる。失敗してもやり直せばいい。今はそう思えます」
[卓球本悦楽主義13] 技術的には隙のない内容だが卓球指導書の中でも異色の一冊
【隠れた逸品6】Nittaku コストパフォーマンスも◎! 軽くて弾む快速7枚合板
The Final 全日本卓球2024 男子3位 吉村真晴・篠塚大登 「託す男と受け継ぐ若者」
【それぞれの五輪4】2000 小西 杏「不甲斐ない自分への怒りで号泣した」