パリ五輪卓球競技の3日目。男子シングルス1回戦に登場した日本男子のエース、張本智和(日本/智和企画)はドイツのブンデスリーガで活躍するアレグロ(ベルギー)に対して、スタートから完璧なプレーを見せて終始圧倒。わずか20分ほどで試合を決めて、2回戦に進んだ。
気合十分の張本はアレグロに付け入る隙を与えなかった(Photo:ITTF/ONDA)
●男子シングルス1回戦
張本智和(日本) 3、2、3、5 アレグロ(ベルギー)
張本は台上のストップを短く収めてアレグロの攻撃を封じ、少しでもあまくなった返球には突き刺さるような両ハンドドライブで得点を重ねた。ラブオールからゲームセットまで1度も隙を見せず、ただただ張本の強さだけが印象に残る試合だった。
張本の伸びのあるバックドライブがアレグロのフォアサイドを駆け抜けた(Photo:ITTF/ONDA)
ツイート
【用具のこだわり】野田颯太「バックはテナジーシリーズを全て試した」
水谷隼、今明かされる「全日本の真実」。5連覇を達成。10回の優勝の中でももっとも強い勝ち方をした
水谷隼、今明かされる「全日本の真実」。進化する過程での6度目の優勝。なぜ全日本で完勝できたのか
卓球マニア養成ギブス[ようこそ卓球地獄へ]ある営業マンの告白
いざ、パリへ 張本智和インタビュー 「1秒たりともメダルがほしいと思ってはいけない」[後編]
【ヤサカ/翔龍Ⅱ】抜群のコスパは健在!より鋭く、力強く、龍は再び天を翔けるか?
【伝説のプレイヤーたち】渡辺妃生子 前編 「『卓球が上手になれば、外国にも行けるんだな』という刺激が大きかった」
試合を変えるアドバイス 小金丸英照「勝ち負けよりも長期的な強化を考えたアドバイスを送ることがほとんど」