●女子シングルス1回戦
平野美宇 9、5、5、7 ピッコリン(イタリア)
女子シングルス1回戦、日本勢のシングルスの「アンカー」として登場した平野美宇。念願の女子シングルスの初戦となる1回戦で、ピッコリンをストレートで破り、2回戦進出を決めた。
長身で身体能力が高く、ラリー戦に強い右シェークドライブ型のピッコリンに対し、平野はピッチの早さを生かしたバック対バックでのラリーで確実に主導権を握りながら、フォアサイドを切るカミソリドライブで相手を置き去りにした。続く2回戦では、香港チームの主力として24年世界卓球銅メダルに貢献した朱成竹と対戦。こちらもラリーでは粘り強いファイターだが、「ハリケーン・ヒラノ」のスピードで翻弄したい。
その他の試合の結果は下記のとおり。現五輪女王の陳夢は順当に2回戦に駒を進めた。実力差のある対戦が多い1回戦は概ね順当な結果となっているが、世界ランキング15位のヤン・シャオシンなどが敗れている。ベスト32の選手が対戦する2回戦では、一気にレベルが上がりそうだ。
●女子シングルス1回戦
チャン・モー(カナダ) 7、5、7、8 ヴェガ(チリ)
リリー・チャン(アメリカ) 7、6、4、6 サハキアン(レバノン)
ポルカノバ(オーストリア) 4、3、4、8 コッシオ-アセベス(メキシコ)
マテロバ(チェコ) 13、2、−8、−6、5、7 ヤン・シャオシン(モナコ)
メシュレフ(エジプト) 5、4、6、−9、8 シャオ・マリア(スペイン)
B.タカハシ(ブラジル) 8、4、11、10 エデム(ナイジェリア)
ミッテルハム(ドイツ) 7、9、7、8 チ・ミンヒョン(オーストラリア)
ユエン・ジアナン(フランス) 1、3、3、5 ベッロ(ナイジェリア)
バヨル(ポーランド) 8、−3、−8、7、10、−5、6 Su.サウェータブット(タイ)
申裕斌(韓国) 12、4、3、6 タッパー(オーストラリア)
朱成竹(香港) 7、7、7、10 簡彤娟(チャイニーズタイペイ)
ベルクストレム(スウェーデン) 7、−9、12、9、6 K.ウェグジン(ポーランド)
陳夢(中国) 2、4、5、2 ログライビ(アルジェリア)
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