●女子シングルス2回戦
鄭怡静(チャイニーズタイペイ) 3、ー9、8、9、ー5、13 サマラ(ルーマニア)
エーラント(オランダ) 11、ー8、ー10、ー9、8、9、9 マテロバ(チェコ)
リリー・チャン(アメリカ) 8、7、ー9、ー8、8、8 B.タカハシ(ブラジル)
バトラ(インド) 9、6、9、7 パヴァデ(フランス)
A.ディアス(プエルトリコ) ー9、ー7、10、12、8、7 エイミー・ワン(アメリカ)
ポルカノバ(オーストリア) ー10、9、7、3、ー12、7 シャオ・ジエニ(ポルトガル)
シングルスは男女ともベスト16を決定する2回戦に入った。まず女子シングルス2回戦、6試合の結果は上記のとおり。
地元期待のパヴァデと、バック粒高の攻守型バトラの対戦は、勝者が3回戦で平野美宇と当たる組み合わせ。1ゲーム目はパヴァデが中盤までリードを保つが、9ー9からバトラが2点連取で1ゲームを先取。2ゲーム目も5ー5から突き放したバトラが11ー6で2ゲームを連取し、試合の主導権を握った。
反撃の糸口を見出したいパヴァデだったが、3ゲーム目の5ー10から9ー10まで必死の追い上げも及ばず、9ー11で落とし、結局ストレートでバトラの軍門に下った。バトラはインド選手として初めて、オリンピックのシングルスでベスト16に入り、新たな歴史を作った。
バックの粒高の攻守だけでなく、フォアの攻撃も鋭さを増すバトラ(Photo:ITTF/ONDA)
フランス期待の星・パヴァデはインドからの刺客に沈んだ(Photo:ITTF/ONDA)
その他の試合はいずれも接戦。このラウンドから対戦する選手同士の実力が接近してくる。A.ディアスはエイミー・ワンの鋭い両ハンドドライブに2ゲームを先取されるも、粘り強く得点を重ねて歓喜の逆転勝ち。出産後に「ママさんプレーヤー」として復帰したエーラントも、マテロバとの大激戦を制して価値あるベスト16進出だ。
A.ディアス、ベスト16入りを決めてベンチの父・ブラディミルさんと歓喜の抱擁(Photo:ITTF/ONDA)
2014年世界卓球・東京大会の日本戦ラストで、石川佳純と熱戦を繰り広げたエーラント。30歳のママさん選手として活躍(Photo:ITTF/ONDA)
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