●女子シングルス2回戦
平野美宇 11、5、8、9 朱成竹(香港)
女子シングルス2回戦、平野美宇は香港の朱成竹に4ー0でストレート勝ちを収めた。
バックサイドが堅く、粘り強いプレーを見せる朱成竹に対し、1ゲーム目をジュースで奪った平野。サービスやラリーでのコース取りではミドルをうまく使い、ゆったりとしたペースから広角にサイドを切る鋭い両ハンドを打ち込んだ。

スコアは競り合いながらも、要所を締めた平野美宇(Photo:ITTF/ONDA)
ゲームカウント3ー0とリードした4ゲーム目も4ー3のリードから4ー6、5ー8とリードされるなどやや苦しんだが、バック対バックではスピード・コース取り・緩急とすべてにおいて一枚上の平野が11ー9でこのゲームを制した。これでベスト16入りの平野、続く3回戦はバック粒高のバトラ(インド)との対戦となる。難敵だが、緩急とコース取りでうまく攻略したい。

ベンチに入った張成コーチと笑顔でピース
(Photo:ITTF/ONDA)
●女子シングルス2回戦
早田ひな 13、10、3、9 メシュレフ(エジプト)
アフリカの女王として長く君臨するメシュレフとの左腕対決となった早田。早田が余裕を持って勝利を収めるかと思われたが、メシュレフの緩急のあるバックハンドに早田がバック対バックでやや苦しみ、1ゲーム目は3回のゲームポイントを握られた。しかし、12ー13から3点連取で1ゲームを先取する。

左腕対決でバック対バックにやや苦しみながら、技術力の高さを見せた早田ひな(Photo:ITTF/ONDA)
2ゲーム目も10ー7から10ー10に追いつかれるなど、なかなか調子が上がらなかった早田。しかし、決定打に球威のないメシュレフに対し、スコアは競っても表情には余裕があった。あえてゆるいボールを送ってミスを誘うなど、お株を奪う緩急で得点する場面もあった。ゲームカウント3ー0の4ゲーム目、10ー9の2回目のマッチポイントでバック対バックのラリーを制し、こちらも平野に続いてストレート勝ち。早田の4回戦の相手は、こちらも難敵のフォア表攻守型、地元フランスのユエン・ジアナンだ。

ベスト16進出を決め、ひなスマイル!(Photo:ITTF/ONDA)

アフリカの女王・メシュレフはベスト32で大会を終えた(Photo:ITTF/ONDA)
●女子シングルス2回戦・その他の結果
スッチ(ルーマニア) ー12、5、10、12、4 ペソツカ(ウクライナ)
陳夢(中国) ー8、4、7、9、8 ベリストロム(スウェーデン)
バヨル(ポーランド) 7、8、ー15、ー4、ー7、10、8 ユ・フ(ポルトガル)
ピョン・ソンギョン(北朝鮮) ー6、ー9、9、8、8、ー7、7 ミッテルハム(ドイツ)
申裕斌(韓国) ー9、9、4、1、9 ポータ(ハンガリー)
孫穎莎(中国) 5、1、11、4 倪夏蓮(ルクセンブルク)
アクラ(インド) ー9、10、4、5、ー10、10 ツォン・ジェン(シンガポール)
ユエン・ジアナン(フランス) ー9、6、5、4、7 チャン・モー(カナダ)
※北朝鮮=朝鮮民主主義人民共和国

前回女王の陳夢は、カットのベリストロムに1ゲームを落としながらも勝利(Photo:ITTF/ONDA)

ドイツのミッテルハムは腰を傷め、ピョン・ソンギョンに悔しい逆転負けを喫した(Photo:ITTF/ONDA)
ツイート

【日本選手の戦い】黄金の咆哮。日本が誇る若武者ペア、64年ぶりの頂点!
【伝説のプレイヤーたち】星野展弥 前編「『原爆』の異名を取ったスマッシュを打つ男」
【団体戦の戦い方〈後編〉】中学・高校のチーム作りとオーダーについて(1) 村田充史監督に聞く
【メーカー社員&ショップ店員の用具調査】vol.1メーカー社員編①
ラケット&ラバー 「変える派」「 変えない派」の考え方
【豆知識】日本男子の対中国団体戦勝利記録
[ワルドナー伝説]vol.16 97年、劇的なるゲーム
【練習法】東川羽菜:ランダムの多球練習で緩急への対応力を向上