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全日本卓球2022

張本兄妹対決ならず。混合ダブルス準決勝、田添/張本ペアは敗退

混合ダブルス準決勝が行われ、吉村真晴/鈴木李茄(愛知ダイハツ/昭和電工マテリアルズ)、張本智和/早田ひな(木下グループ/日本生命)が決勝進出。
田添健汰/張本美和(木下グループ/木下アカデミー)は、吉村/鈴木に敗れ、決勝戦での張本兄妹対決はならなかった。

最終ゲームまでもつれこんだ、吉村/鈴木vs田添/張本。堅実なコンビネーションで第1、第3ゲームを奪った田添/張本だったが、張本が吉村のサービス、ドライブになかなか対応できず、第2、第4ゲームを落とす展開。最終ゲームの終盤でも吉村にサービスエースを奪われると、最後は中・後陣からの田添のドライブがネットにかかり、吉村/鈴木の勝利が決まった。

世界選手権銀メダルの張本/早田は、宇田幸矢/木原美悠(明治大/JOCエリートアカデミー/星槎)と対戦。宇田のキレのあるドライブに苦しんだものの、ともに台上から積極的に仕掛けていき、主導権を奪った張本/早田がリード。要所で出す張本のロングサービスや、早田の逆チキータなど、サービス・レシーブの質でも相手ペアを上回り、決勝へ駒を進めた。

●混合ダブルス準決勝
吉村真晴/鈴木李茄(愛知ダイハツ/昭和電工マテリアルズ) -5、7、-8、7、8 田添健汰/張本美和(木下グループ/木下アカデミー)
張本智和/早田ひな(木下グループ/日本生命) 5、8、-8、9 宇田幸矢/木原美悠(明治大/JOCエリートアカデミー/星槎)

徐々にエンジンがかかってきた張本/早田が決勝進出

宇田/木原は準決勝で進撃ストップ

勝利後のベンチで笑顔を見せた吉村/鈴木

田添/張本は押し気味に試合を進めながら、最終ゲームは要所でミスが出た

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