●女子ダブルス決勝
伊藤美誠/早田ひな(スターツ/日本生命) 10、ー7、12、5 宋恵佳/成本綾海(中国電力)
女子ダブルス優勝は伊藤美誠/早田ひな、ダブルス種目が中止となった昨年度大会を挟んで、4連覇達成!
決勝で対戦した宋/成本ペアは強かった。宋のフォアフリックと成本のバックハンドの変化で、1ゲーム目は10ー5のゲームポイント。しかし、伊藤/早田はあわてることなく1本1本打ち切って得点を積み重ね、7本連取で逆転。中国電力ペアとしては、早い段階でタイムアウトを取り、確実に1ゲーム目を取りにいきたい場面だった。
2ゲーム目は宋/成本が奪い、3ゲーム目は伊藤/早田の8ー4のリードから、8ー9と宋/成本が逆転。ジュースに入ってから宋/成本が11ー10、12ー11と2回のゲームポイントを奪うも、ここも伊藤/早田がしのぎ切った。4ゲーム目は出足で4ー1と伊藤/早田が突き放し、10ー5でチャンピオンシップポイント。最後は成本のフォアドライブがコートをオーバーし、決着がついた。
相手に先行を許しながら、がっちり受け止めて寄り切る、まさに「横綱相撲」を見せた伊藤/早田。試合後、宋は「早田さんのフォアドライブを封じたかったので、全面にストップしていく作戦だった。伊藤選手も早田選手も、これまで対戦したペアに比べてドライブの質が数段高かったけど、日本リーグのペアでも勝負できるところを見せられた」と語った。
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