2022全日本卓球、ジュニア男女に続いて、男女ダブルス、混合ダブルスの見どころ。前回大会は新型コロナウイルスの影響により、ダブルス3種目は行われず。今大会では2年ぶりにダブルス王者が誕生することとなる。
●混合ダブルスは世界選手権2位・張本/早田が本命か
まずはジュニアとともに大会初日からスタートする混合ダブルス。3連覇中だった森薗政崇(BOBSON)/伊藤美誠(スターツ)が今大会はエントリーせず、今大会は新チャンピオンペアをかけて争われる。
優勝候補の筆頭は、世界選手権ヒューストン大会で準優勝に輝いた張本智和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)だろう。男子選手とも互角に打ち合える早田のパワーは混合ダブルスで大きな強み。2人の圧倒的な攻撃力に加え、早田が小技でも張本をアシストする。
他にも宇田幸矢(明治大)/木原美悠(JOCエリートアカデミー)、吉村真晴(愛知ダイハツ)/鈴木李茄(昭和電工マテリアルズ)、木造勇人(愛知工業大)/安藤みなみ(TOP名古屋)などがエントリー。混合ダブルスが行われる大会自体が少なく、ぶっつけ本番に近いペアも多いだろうが、やはりダブルスで実績のある選手同士のペアリングは注目。また、全日本で3度の混合ダブルス優勝を誇る田添健汰(木下グループ)は張本美和(木下アカデミー)とのペアで出場する。
前々回大会3位の上村慶哉(シチズン時計)/阿部愛莉(デンソー)、同ベスト8の硴塚将人(協和キリン)/森田彩音(デンソー)も日本リーガーペアの意地を見せたいところ。
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