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全日本卓球2022

混合複2回戦、張本/早田はヒヤリ。32試合中12試合が不戦に

●混合ダブルス2回戦の主な結果
張本智和/早田ひな(木下グループ/日本生命) 8、−11、4、ー9、7 出雲卓斗/千葉菜月(明治大/東京富士大)
田添健汰/張本美和(木下グループ/木下アカデミー) 7、7、3 高橋拓己/前瀧初音(フジ/愛媛銀行)
吉村真晴/鈴木李茄(愛知ダイハツ/昭和電工マテリアルズ) 12、1、6 稲木晨悟/小畑美月(専修大/デンソー)
宇田幸矢/木原美悠(明治大/JOCエリートアカデミー/星槎) 6、4、3 松本知也/三村彩華(仙台卓球センター/聖和学園高)

混合ダブルス2回戦、世界卓球ヒューストン大会準優勝の張本/早田はゲームオールの苦戦の末、出雲/千葉に辛勝。午後の3回戦へ駒を進めた。

今大会の初戦ということもあり、張本にやや攻撃のミスが多かった張本/早田。対戦相手の出雲/千葉はラリー戦になると粘り強く、そこから出雲が両ハンドで奇襲を仕掛けた。最終ゲームも中盤まで競り合いながら、9ー5と突き放して11ー7で勝利を収めたが、ヒヤリとさせる一戦。勝利に笑顔を見せた早田に対し、張本は厳しい表情を崩さなかった。

この混合ダブルス2回戦は、相次ぐ有力選手の棄権によって、32試合中実に12試合が不戦勝/不戦敗という「非常事態」。木造勇人/安藤みなみ(愛知工業大/TOP名古屋)、松山祐季/梅村優香(協和キリン/中央大)、滝澤拓真/坂本直子(岡谷市役所/円山クラブ)などスーパーシードのペアも棄権となった。

張本/早田、初戦はゲームオールでの勝利。ここから調子を上げていくか?

出雲/千葉は出雲の中・後陣からの攻撃が効いた

初戦はストレートで快勝した宇田/木原ペア

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