●混合ダブルス決勝
張本智和/早田ひな(木下グループ/日本生命) 10、-8、9、8 吉村真晴/鈴木李茄(愛知ダイハツ/昭和電工マテリアルズ)
優勝候補筆頭、世界選手権銀メダルの張本/早田が、吉村/鈴木を下して、全日本選手権混合ダブルス初優勝を果たした。
互角の立ち上がりとなった第1ゲーム。吉村/鈴木に先に9-10でゲームポイントを握られた張本/早田だったが、鈴木がチャンスボールをミスというラッキーなポイントもあり、逆転で1ゲームを先制する。
コンビネーションと攻撃力に勝る張本/早田に対して、世界選手権混合ダブルス金メダリストの吉村も台上ではフォアフリック、中・後陣からの鋭いドライブで、やや硬さが見える鈴木を力強くリード。鈴木も丁寧につないで第2ゲームは吉村/鈴木が奪い返す。
しかし、第3ゲームから張本/早田の攻めがさらに加速。張本が前陣でドライブをたたき込むと、早田も吉村のドライブを回り込んでカウンターで狙うなど、世界選手権ファイナリストにふさわしいハイレベルなプレーを披露。最後は、早田のストップレシーブを3球目フォアフリックで攻めた吉村のボールがネットにかかり、張本/早田の優勝が決まった。
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