●男子ダブルス決勝
宇田幸矢/戸上隼輔(明治大) −8、−12、5、6、7 張本智和/森薗政崇(木下グループ/BOBSON)
準決勝と同じ展開の宇田幸矢/戸上隼輔。先に2ゲームを奪われ、あとのない状態で踏ん張り、初優勝を達成した。宇田、戸上ともゲームを重ねるごとに動きが良くなり、ダイナミックなラリー戦に持ち込んで、勝機を手繰り寄せた。張本・森薗は台上からの早い攻めで先手を取り、3ゲーム連取で勝ちきりたかったが、ダブルスは試合の後半になるほど大きな打ち合いが増える。3ゲーム目以降はラリー戦に持ち込んだ宇田/戸上のほうが、動きの良さやパワーで分があった。世界卓球でも勝っていたことが自信に繋がったか、リードを奪われても自分たちのプレーを引き出していった点も流石だった。
宇田のコメント「今日の2試合は苦しくて我慢してやってきたけど、最後は自分らしくできた。お互いが話しあって戦術を考えていた。さらに世界の上を目指してやっていきたい」
戸上のコメント「(張本/森薗には)世界選手権(ヒューストン大会)では勝ったけど、相手は戦術を変えてくるだろうと話し合っていた。まずレシーブをきっちり入れて丁寧にやろうと話した。明日のシングルスも優勝して2冠をめざしたい」
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