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全日本卓球2022

大会最年少の大野颯真、ゲームオールの熱戦展開するも惜敗

●ジュニア男子1回戦
山本煌翔(三浦学苑) ー8、4、5、ー6、9 大野颯真(木下グループ)

男女を通じて今大会の最年少プレーヤー、10歳の大野颯真(木下グループ)がジュニア男子1回戦に登場。高校生相手にゲームオールの熱戦を展開したが、惜しくも敗れた。

回転量を増したバックドライブから、前陣ですばやく回り込んでフォアドライブを叩き込んだ大野。一方、対戦相手の山本はピッチの早さでは勝負せず、台から距離を取り、回転量のあるフォアドライブで大野のフォアサイドを中心に攻めた。見ごたえあるラリー戦の連続は最終ゲームまでもつれたが、最後は山本が押し切ってゲームオール11−9で勝利。

10歳という年齢を考えれば、非常に高い技術レベルを誇る大野。双子の兄・斗真もバンビ・カブで全日本ベスト8の実力者だ。来年はふたり揃って全日本の舞台に立ち、初の1勝を挙げたいところだ。

チャンスボールは思い切りよく、フォアハンドで攻めた大野

ベンチには父・正博さんが入った

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