大会6日目の土曜日、女子シングルスでスタート。
第1シードの石川佳純は前日に敗退。第2シードの伊藤美誠は1ゲームを落としたものの、木村光歩に快勝。早田は日本生命同士の対戦で、長崎を4−1で退けた。
邱建新コーチがベンチに入る加藤美優は、1ゲーム目は強攻でミスが出て、大藤がゲーム先取。その後、中陣からのドライブで緩急をつける作戦に変え、4−2で準決勝進出を決めた。6回戦の石川佳純戦のように、相手のボールを利用して威力を出すのがうまい加藤に対して、大藤も緩急をつけたボールで巧みに攻めていたが、それに対応できる加藤の技術力が光っていた。
●加藤美優・試合後のコメント
「何年か前にベスト4決定で逆転負けしたのを思い出して、最後すごく怖かったんですけど、なんとか乗り切れてうれしいです。終盤はメンタル勝負になるので、一回気持ちを落ち着かせてプレーできました。(昨日の石川戦は)今まで勝ったことがなかったので、勝てて少しは成長できたかなと。ここまで来ることができたので、明日も良いプレーをして勝ちたい。去年は精神的に疲れていて思ったプレーができなかった。このままでは選手として終わってしまうので、ここでひと皮むけた自分になりたい」
準決勝は早田と加藤。伊藤の相手は木原美悠と佐藤瞳の勝者となる。
●女子シングルス準々決勝
伊藤美誠(スターツ) 9、7、6、−4、5 木村光歩(中国電力)
加藤美優(日本ペイントマレッツ) −7、6、7、9、−5、大藤沙月(ミキハウス)
早田ひな(日本生命) 7、−5、3、6、11 長崎美柚(日本生命)
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