卓球王国 2022年7月21日 発売 vol.304
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全日本卓球2022

2回のマッチポイントをしのぎ、早田が加藤に逆転勝ち。伊藤と決勝で対戦

1時間半を越す激戦は早田ひなが制した。決勝はダブルスのパートナーでもある伊藤美誠と対戦する。

●女子シングルス準決勝
早田ひな(日本生命) −7、7、−6、−13、9、16、7 加藤美優(日本ペイントマレッツ)

スタートから加藤は早田にフォア強打させずに、ラリーを長くしない展開。早田のバックへボールを集め、時折フォアへ放つ強打で早田の足を止めている。2−1と加藤がゲームをリードし、4ゲーム目は15−13で加藤がゲームを連取した。
あとがない早田は5ゲーム目の序盤でリードするも、7−7と追いつかれるが11−9で取り返した。要所でフォアドライブを決める。

6ゲーム目、2回のマッチポイントをしのいだ早田が18−16で取り、試合は最終ゲームへ。

最終ゲーム、5−5と一進一退。最後は加藤の3球目ドライブがネットにかかり11−7。早田は苦しい試合を逆転でものにした。

 早田の決勝の相手は女子ダブルスで4連覇を達成した、パートナーの伊藤美誠(スターツ)。両者は全日本で4年連続での対戦となるが、決勝では初の顔合わせとなった。初優勝を果たした2年前の全日本では早田が勝利しているが、残り2回では伊藤が勝利している。早田は混合ダブルス、女子ダブルスでも優勝を果たしており、今大会三冠をかけた戦いとなる。

 石川佳純(全農)らを破り、初の準決勝進出を果たし、決勝進出も目前だった加藤は無念の逆転負け。知将・邱建新に師事し、今大会では磨きのかかったラリー巧者ぶりを披露。いつも以上に気合いの入った戦いぶりを見せていたが、最後は悔しさが残る敗戦となった。

加藤のコメント
「途中、レシーブに力が入ってしまい、流れが悪くなってしまった。昨日までは良い試合ができた。今日の試合は本当に良くなかった。今は去年、一昨年と休養していたときよりも良くなっている。2ヶ月間、邱コーチに見てもらったので前向きになっている」

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