卓球王国 2024年10月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
全日本卓球2022

ジュニア男子決勝は一昨年と同カード。女子は張本対木原!

●ジュニア男子準決勝
吉山僚一(愛工大名電高) 9、-4、2、7 鈴木颯(愛工大名電高)
松島輝空(星槎中) 3、-9、8、7 三木隼(野田学園高)

●ジュニア女子準決勝
張本美和(木下アカデミー) 6、6、7 由本楓羽(香ヶ丘リベルテ高)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 3、6、8 面手凛(山陽学園中)

ジュニア男子決勝は吉山対鈴木、女子決勝は張本対木原に決定!

男子は一昨年の王者・吉山vs昨年準優勝の鈴木という、2019年全中決勝と同カードは、全中と同じく吉山が勝利。バランスの良い両ハンドで鈴木のミスを誘い、同士討ちを制した。

また優勝候補の松島は、三木との左腕対決を制して決勝進出。名門・野田学園勢として意地を見せたい三木も果敢な攻めを見せたが、1ゲームを奪うにとどまった。これで松島は野田学園勢を3連破しての決勝進出だ。

決勝は前々回と同じく吉山vs松島の対戦。前回は吉山が勝利しているが、身長も伸び、さらにパワーアップしている怪物・松島の初優勝なるか?

吉山僚一、パワーと安定性を兼備したプレーで2年ぶりの決勝へ

松島輝空、「絶対に取りたいタイトル」まであとひとつ

女子は張本と木原がともにストレート勝ち。張本は回転量の多いバックドライブを軸に、正確な両ハンドドライブの連打で左腕・由本に反撃を許さず。木原は強力なサービスを面手のフォア前に効果的に集め、サービス・レシーブで先手を取って一気に3ゲームを連取した。

高校2年生でこれがジュニア出場は最後の木原と、中学1年生の張本。ラストチャンスに懸ける木原か、無欲の進撃を続ける張本か。ジュニア女子決勝も興味深い対戦だ。

今大会のジュニアでは際立った強さを見せている木原

中学1年生とは思えない強さ。張本美和は臆せず決勝へ

関連する記事