大会5日目、12時から行われた男子シングルス5回戦。
前回王者の及川(写真奥)、準優勝の森薗、一昨年の覇者・宇田など、優勝候補たちがまさかの敗北を喫した。
及川はジュニア王者の吉山と対戦。吉山はこの1年で強化してきたというチキータからの展開で及川を揺さぶり、ラリー戦に強い及川の牙城を崩した。なかなか攻略の糸口を見いだせなかった戦術マイスターの及川。最後はまさかのサービスミスで、今年の全日本は幕を閉じた。
金星をあげた吉山は「及川さんとは去年4回試合をして、それまですべて負けていた。及川さんに挑戦者として挑んで、自分の力を出し切れて、一番良い試合ができた」と喜びのコメント。
●男子シングルス5回戦(ランク決定戦)
吉山僚一(愛工大名電高) 3、8、-13、9、-10、7 及川瑞基(木下グループ)
吉田海斗(専修大) 8、-3、10、9、16 宇田幸矢(明治大)
松平健太(ファースト) 10、-8、7、4、10 小林広夢(日本大)
鈴木颯(愛工大名電高) 8、-7、-10、10、10、6 田添響(岡山リベッツ)
張本智和(木下グループ) 3、7、9、-6、-5、13 高木和卓(東京アート)
吉村真晴(愛知ダイハツ) 10、8、-9、-5、10、7 町飛鳥(ファースト)
神巧也(T.T彩たま) 3、7、5、5 松山祐季(協和キリン)
松下大星(クローバー歯科カスピッズ) 8、6、-3、-5、-6、8、9 沼村斉弥(明治大)
吉田雅己(木下グループ) 8、10、-7、5、8 三木隼(野田学園高)
松島輝空(星槎中) 8、3、9、1 笠原弘光(シチズン時計)
大島祐哉(木下グループ) 7、9、5、10 大矢英俊(ファースト)
丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス) 10、-8、6、4、9 松平賢二(協和キリン)
英田理志(愛媛県競対) -8、6、-4、8、4、9 硴塚将人(協和キリン)
上田仁(T.T彩たま) -8、5、5、-9、10、6 小西海偉(東京アート)
戸上隼輔(明治大) 7、4、11、4 酒井明日翔(シチズン時計)
谷垣佑真(愛工大名電高) -9、11、10、-9、3、7 森薗政崇(BOBSON)
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