全日本卓球選手権には、「きょうだい」や姉妹で揃って出場する選手も少なくない。大会初日から、2組の「3きょうだい」がコートを賑わせた。
まず、鳥取から出場したのは「石田3きょうだい」。混合ダブルス1回戦に姉・瑳歩(中京大)と弟・怜央(米子高専)のペアが出場し、その妹・皇翔(社クラブ)がジュニア女子1回戦に出場した。残念ながら2試合とも勝利はならなかったが、最後の1本まで明るく、元気良く戦い抜いた。姉・瑳歩は今大会3種目に出場しており、残る女子シングルスとダブルスで勝利を目指す。
そして新潟から出場したのは「山岸3きょうだい」だ。直江津東中3年の双子の姉妹、唯菜・愛菜と1歳年下の駿が揃ってジュニア男女に出場。唯菜と愛菜の山岸ツインズは、2018年の全国ホープスで糸魚川(いといがわ)ジュニアの3位入賞に大きく貢献し、弟・駿は2年前に東アジアホープスに出場した実力者だ。戦型は三者三様だが、右シェーク両面裏ソフトの唯菜が2回戦進出を決めた。
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