今大会の最初の試合となる混合ダブルス1回戦。昨年12月の全日本マスターズ・男子サーティで優勝し、今大会は3種目にフルエントリーしている加藤悠二(秋田市役所)が、妻・優花との夫婦ペアで出場した。
昨年は秋田県予選で優勝して出場権を勝ち取るも、夫・悠二が市役所に勤めていることもあり、コロナ禍の中で大会出場を断念せざるを得なかった加藤夫婦ペア。その悔しさを晴らすべく、今日の1回戦では幸先良く1ゲーム目を先取するも、2ゲーム目以降はスコアの離れないシーソーゲームとなり、惜しくも1ー3で敗れた。「奥さん(優花さん)が秋田商業高時代に出場してから10年ぶりの全日本ということで、緊張するかと思っていたけど、全然緊張していなかったですね。ぼくも緊張しなかったけど、相手ペアにうまくやられてミスが多かった。プレーがうまくいかない中でも、ふたりで我慢しようと声を掛け合いながらプレーできたので、そこは良かったと思います」(加藤)。
秋田商業高から駒澤大を経て、日本リーグの名門・シチズン時計でもプレーした実績を持つ加藤。残る2種目も初戦から強敵と相まみえるが、「全日本なのでもちろん勝ちにはいきますが、強い選手とやれることを楽しみながらプレーしたいと思います」と語ってくれた。地元・秋田にひとつでも多くの白星を届けたい。
●混合ダブルス1回戦
中田達也/廣田めぐみ(戸出クラブ/Sugar) ー9、11、8、9 加藤悠二/加藤優花(秋田市役所/Nene)
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