●女子ダブルス決勝
伊藤美誠/早田ひな(スターツ/日本生命) 7、7、8 成本綾海/井絢乃(中国電力)
女子ダブルス優勝は伊藤美誠/早田ひな!
決勝をストレートで制して新記録の5連覇を達成!!
1ゲーム目の出足から、伊藤のサービスエースなどで3ー0、6ー2とスタートダッシュをかけた伊藤/早田。9ー4までリードを広げてこのゲームを11ー7で奪うと、2ゲーム目も11ー7で連取。一気に優勝に王手をかける。
3ゲーム目は成本/井もラリー戦で好プレーを見せ、7ー4、8ー7とリードを奪ったが、伊藤/早田が3点連取でチャンピオンシップポイント。最後は伊藤のしゃがみ込みながらのフォア強打が、鮮やかにフォアクロスに決まり、伊藤と早田は顔を見合わせてビックリ。そして笑顔で、新記録の5連覇を祝福した。この5年間で「みまひなペア」は驚異の25連勝だ。
★伊藤美誠/早田ひなの優勝インタビュー
早田ひな「初めて優勝してからもう5年も経つのかという感じなんですけど、常に美誠が隣にいてくれて、どんな時も一緒に戦ってくれた。長いようであっという間の5年間。こういう形で優勝できて良かったです。左利きの成本選手は去年の決勝でもあたっていたし、井選手はシングルスでも実力を伸ばしている。やってみないとわからない試合でしたけど、サービス・レシーブからの組み立てがすごくうまくいって3ー0で勝つことができた。
伊藤選手とは良きライバルで、時に一緒に頑張って、後ろについている『チーム美誠』や『チームひな』の方々のおかげで頑張ることができる。そのチームや、『みまひな』を応援してくださる皆さんのためにこれからも優勝していきたい」
伊藤美誠「ダブルスは5ゲームズマッチなので、2ー0になってもまだまだわからない。3ゲーム目で締める気持ちでやっていた。気持ちは引き締めながら、落ち着いて試合ができたかなと思います。
最初に優勝した頃から、とっさにダブルスを組んでもすぐにできてしまうというか、普段練習していないのにすぐ練習や試合に入れる。本当に息があったペアで、早田選手が私を引き出してくれる。毎回、練習も試合もすごく楽しくやらせてもらっている。でもダブルスでは世界選手権でまだ金メダルを取っていないので、しっかり仕上げて世界選手権を楽しみにしたい。これから個人でもしっかり成長しながら、『やっぱりすごいね』と自分たちでも言い合えるような実力をつけていけたらと思います」
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