大会2日目、現地時間19時50分から行われた男子ダブルス1回戦に張本智和/吉村真晴が登場。中国の林高遠/林詩棟との対戦となったが、ストレートで敗戦となった。
●男子ダブルス1回戦
林高遠/林詩棟(中国) 6、9、3 張本智和/吉村真晴
張本は当初、篠塚大登とのペアで男子ダブルスに出場予定だったが、篠塚が故障による出場辞退を申し出たことで、大会直前に吉村とのペアにエントリー変更。1回戦からいきなり中国ペアと対戦するドローとなった。試合までペアでの練習は2、3回のみだったという2人だが、個々の実力を見れば番狂わせもあるのではという期待もあったが、中国ペアは強かった。
中国ペアが序盤から厳しいサービス・レシーブ、台上で張本/吉村の攻めを封じ、ラリーになっても連係で上回り主導権を握る。張本/吉村はなかなか先手を奪えない展開で、やや焦ったような攻撃のミスも目立って中国ペアが1ゲーム目を先取。
2ゲーム目は張本/吉村が序盤のビハインドから追い上げて9-9まで食い下がったが、最後は中国ペアがきっちりと得点を奪って勝利に王手をかける。張本/吉村は3ゲーム目も流れをつかめず、序盤で引き離されて最後は3点で終戦。中国ペアの精度の高いプレーの前に、持ち味の攻撃力を最後まで封じられた。
敗れたものの、試合後には「気持ちを切り替えて残りの種目で頑張りたい」と語った2人。明日からの活躍に期待したい。
◆吉村真晴・試合後コメント
台上で崩されてしまったのと、相手のサービスも非常に厳しくてチキータだったり、厳しくレシーブできなかった。そういう部分で先手を取れず、相手にリードされてしまったのが大きなポイントかなと思います。練習は2、3回。練習する機会は少なかったけど、張本選手と組めたのは良い経験になった。お互い気持ちを切り替えてシングルスに向かいたい。
◆張本智和・試合後コメント
自分たちのプレーも悪くはなかったけど、右利き同士のペアで動けば動くほど動きが難しくなってくる。それに対して相手は右利きと左利きのペアで難しい試合になってしまった。ペアリング的に難しい試合になってしまった。負けてしまったのは悔しいし、メダルも本気で目指していたけど終わってしまったものはしょうがないので、ミックスとシングルスで頑張りたい。
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