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世界卓球2023

「サービスからの展開は完璧」木原美悠がパラナンを圧倒し、3回戦へ進出

 大会4日目、日本勢最後の試合となる女子シングルス2回戦に木原美悠が登場。序盤からパラナンを圧倒し、20分ほどで試合を終わらせて3回戦進出を決めた。

 

●女子シングルス2回戦

木原美悠 4、7、5、2 パラナン(タイ)

 

 パラナンを相手に、サービスが序盤からおもしろいように効いた木原。1ゲーム目を0-2から8本連取で奪うと、2ゲーム目以降もサービスで主導権を奪って得点を重ねる。レシーブからの展開でも、小柄なパラナンをストップで前に寄せてから両サイドへ次々に強打を叩き込む。パラナンはサービス・レシーブで手を焼くうち、強打のミスも増え出し、中盤からはなす術なしといった様子。最後まで主導権をガッチリと握った木原が快勝で2回戦突破を決めた。

思い切りの良い強打をビシバシ決めた

パラナンは最後まで得点パターンを見いだせず

 木原は明日の3回戦でメシュレフ(エジプト)と対戦。「左の選手は苦手だけど、今(パラナン戦)のような試合ができたら」と意気込みを語った。

 

◆木原美悠・試合後コメント

ミックスで負けた後、一度ホテルに戻って気持ちを冷静にして、切り替えて臨みました。相手の映像を2日前くらいから見ていて、やってくることが頭の中に入っていたので、それに対応できたり、自分のサービスからの展開も完璧でした。今の試合はリードできて余裕もあったので、レシーブのコースを試したり、ミスが出ても思い切っていろいろ試すようにしました。

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