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世界卓球2023

自由自在、唯一無二。『「絶対にやらなきゃいけない」ということがなくてリラックスしてやれている」。強い伊藤美誠、ここにあり!!

 

試合後のインタビューで見せたミマスマイル!!

 

女子シングルス2回戦で伊藤美誠が、2021年ヨーロッパユース優勝のCa. ルッツ(フランス)を圧巻のプレーで下し、3回戦に進んだ。

伊藤は今大会で心配されていた体(臀部の痛み)を抑えられていて、メンタルも好調。もともと持っている高次元の技術を出すことができていて、世界で輝いていたプレーを見せている。

 

この試合では「自分がやりたいことがすべてできてる」という感じで、多彩なテクニックを自由自在に繰り出し、唯一無二のプレーを見せている。完全に「ミマゾーン」に突入したと見ていいだろう。

 

逆チキータなど多彩なテクニックを披露した

 

Ca. ルッツは得点のたびに声を出したが力及ばなかった

 

伊藤は勝利後の囲みで、「(ルッツ選手は)何回か見たことはあるけど初めての対戦だった。サービスがうまい印象だったけど、しっかり相手を見ながら試合ができた。自分もサービスから相手を崩すことができたし、サービス・レシーブは先手を取って崩せたので良かったかなと思います。

コンディションは日々良くなっていて、無理せずですけど、昨日よりは動けている感じ。できることが増えて楽しくてうれしいけど、制御をかけながらやるようにしています。でも、それがちょうど良い感じもする。無理せずやることで肩の力が抜けて「絶対にやらなきゃいけない」ということがなくてリラックスしてやれている」と語った。

 

 

●女子シングルス2回戦
伊藤美誠 4(4、4、3、2)0 Ca. ルッツ(フランス)

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