卓球王国 2024年6月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
世界卓球2023

長﨑のチキータが炸裂! Wみゆうが苦戦を乗り切りメダル確定、笑顔の抱擁

「Wみゆう」こと長﨑美柚/木原美悠が、女子ダブルス準々決勝でヨーロッパの国際ペアに競り勝ち、メダルを決めた!

木原にとっては、女子シングルスで陳夢(中国)に2-4で敗れてから2時間40分後の試合となった女子ダブルス準々決勝。32歳のマテロバと32歳のバラゾバはジュニア時代からペアを組むという国際ペア。日本ペアにとっては過去の対戦では3戦全勝だが、接戦もあった相手。体格を生かした回転量のあるドライブ、チキータ、ベテランらしい巧みな試合運びを誇る難敵だ。

試合は接戦となったが、長﨑のチキータが好調で第1ゲームを奪う。第2ゲームは4本連取のあとに5連続で奪われるも、9-8とリード。しかし長崎のチキータを国際ペアが狙い撃ちして2本連取され、ゲームを奪われる。第3ゲームは長﨑のチキータが封じられ、ラリー戦で主導権を奪われてゲームカウント1-2に。後がなくなった第4ゲームは、再び日本ペアがサービス・レシーブで先手をとって、ラリーに持ち込まない速攻で圧倒。勝負の第5ゲームは、出足で長﨑が2本連続でストレートにチキータでノータッチ。3-0として国際ペアがタイムアウト。しかし5-0、8-2とリードを広げ、11-3で勝利を決め、ふたりは笑顔で抱き合った。

非常に苦しい展開ではあったが、長﨑のチキータを軸に試合を立て直した長﨑/木原。若いふたりのペアだが、勢いだけではなく冷静な試合運びやメンタルコントロールも感じられる、価値あるメダル獲得となった。準決勝では、伊藤美誠/早田ひなを破った王芸迪/陳夢(中国)との対戦。ぜひともリベンジを果たしてほしい。

●女子ダブルス準々決勝
長﨑美柚/木原美悠 3(8、-9、-6、2、3)2 マテロバ/バラゾバ(チェコ/スロバキア)

のチキータが冴えまくったこの試合。対策を立てられても、最後まで思い切ってチキータを使い続けた

バラゾバ(左)とマテロバもクセのあるチキータを駆使し、大きな打ち合いでは優位に立った。チェコ&スロバキアのメダル獲得まであと一歩だった

試合後のコートインタビュー
長﨑「ほんとにめっちゃ緊張しました。苦しい試合だったけど最後力を合わせて勝つことができて嬉しかったです」
ふたり「最高にしあわせです」
木原「ここまできたら思い切って中国ペアですけど勝ちにいきます」
長﨑「初めて対戦するけど、自分たちらしく思い切って最後まで諦めずに戦いたいです」
(狙うのは?)ふたり「金メダル!」

★世界卓球2023 現地リポート特設サイトはこちら

関連する記事