世界卓球2023。試合の白熱ぶりは海外勢も負けていない!ここでは昨日(22日)行われた男女シングルス2回戦で繰り広げられた熱戦をご紹介。
●女子シングルス2回戦
シャン・シャオナ(ドイツ) 9、6、10、-4、-9、-7、7 倪夏蓮(ルクセンブルク)
59歳の倪夏蓮(ルクセンブルク)と40歳のシャン・シャオナ(ドイツ)、世界レベルの「レディース卓球」が実現。ゲームの終盤までは競り合いになるも、ここぞという場面でシャンがきっちり得点をあげ、一気に3ゲーム連取で勝利に王手をかけた。
しかし4ゲーム目以降は倪夏蓮も反撃。ラケットを反転させながらの鋭いコース取りでシャンを揺さぶり、3ゲーム連取で3-3のタイに戻した。
最終ゲームは互いに一歩も譲らない激しいラリーの応酬となったが、あまくなったボールを見逃さずにしっかり打ち抜いたシャンが勝利を掴み、3回戦進出を決めた。
●男子シングルス2回戦
林鐘勲(韓国) 9、-8、-9、7、-12、4、8 ボウロッサ(アルジェリア)
倪夏蓮らの次に、同じテーブル4で行われたのは、WTTチャンピオンズ新郷で樊振東(中国)をあと一歩まで追い詰めた林鐘勲(韓国)と世界ランキング74位のボウロッサ(アルジェリア)の試合。
長身を生かしたパワードライブを前・中陣で連発し、3-2と先に勝利に王手をかけたボウロッサだったが、サービス・レシーブでうまく相手を崩した林鐘勲が6ゲーム目を奪い返し、3-3にゲームを戻す。
最終ゲームでは、ボウロッサのチキータが炸裂する場面もあったが、わずかなリードを保った林鐘勲(韓国)が逆転で勝利を収めた。
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