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世界卓球2023

伊藤に笑顔が戻ってきた。練習しなくてもコンビネーションは健在。みまひな、初戦を完勝

久しぶに登場した「みなひな」は、ブランクをまったく感じさせなかった

 

南アフリカ入りしてからダブルスの練習をしていなかった早田ひなと伊藤美誠だったが、初戦を迎えた今日に久しぶりにダブルスの練習を行った。長くペアを組み、お互いを知り尽くした2人のコンビネーションは抜群で、地元南アフリカのペアをストレートで下した。

みなひなは、サービス、レシーブでいろいろと試しながら試合を進めていたが、それは今後のプレーを見据えてのこと。試合後に伊藤が「今日初めて練習してからの試合でしたが問題ありませんでした」と言うと、早田も「いつものみまひなの感覚でプレーすることができました」と話した。

 

印象的だったのは試合中、試合後と伊藤から笑顔が見られたこと。ここのところの国内大会では見られなかったミマスマイルが戻り、プレーもメンタルも好調であることが伝わってきた。

 

「ダブルスの練習は試合前にはじめてやりました。相手が地元選手で、どちらかというとやりにくく感じたんですけど、1本目からひなが良いサービスを出したら良いレシーブが返ってきたり、独特のプレーでちょっと戸惑った。でもサービス・レシーブに集中していったらしっかり点が取れました。ポテポテのサービスとか、異常に打球点の早いサービスとか、誰かに真似してと言ってもできないようなサービスを受けられたのは良い機会でした(笑)。
ダブルス練習もあまり無理せずやっています。今のところは(傷めている臀部は)大丈夫です。でもダブルス練習でもフットワークはやめたりして、サービス・レシーブからのオールなどをやりました。ひなもミックスで動いていたので『大丈夫だよ』という感じで」(伊藤)

 

「伊藤選手とは3月のWTTシンガポール以来のダブルスで、でも試合前の練習も試合も、いつもどおりの感覚でできている。いろいろなサービスを試して、今後のために良い状態で試合を終えることができた。まずは2回戦を突破できてよかったと思います。
張本くんとのダブルスは、私は状態は悪くなかったんですけど、ミックスで一番難しいのは女子が男子のボールを受ける時なので、それを張本くんがうまく調整してくれた。3−0で試合を終えられて良かったと思います。
伊藤選手とのダブルスは2017年から組ませてもらっている。組んで3大会目くらいでいきなり世界選手権に出ているし、大きい大会を経験しているぶん、あまり不安はない。いつもどおりやって、徐々に調子が上がっていけば、というのが一番にある。お互いにふたりでやってきた信頼関係が大きいですね」(早田)

 

●女子ダブルス2回戦
早田ひな/伊藤美誠 3(3、2、3)0 パテル/マパーンガ(南アフリカ)

 

試合直後のインタビューに笑顔で答える伊藤

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