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世界卓球2023

勝負どころで光ったサービス。宇田幸矢がコズルを破って日本男子3回戦一番乗り

 大会3日目、現地時間1830分からの男子シングルス2回戦に宇田幸矢が登場。昨日行われた1回戦で及川瑞基を破ったコズルとの対戦に4-1で勝利し、3回戦へと駒を進めた。

 

●男子シングルス2回戦

宇田幸矢 7、16、-7、9、9 コズル(スロベニア)

 

 1回戦ではブルゴス(チリ)にフルゲームで勝利と苦戦した宇田だが、この日は出足から好調。つなぎと決め球、メリハリをしっかりとつけた攻めで1ゲーム目を奪う。続く2ゲーム目も10-8でゲームポイントを奪うが、ここから10-9、11-10、12-11と4度のゲームポイントで決めきれず。逆に宇田も12-13、13-14、14-15、15-16とコズルのゲームポイントも4度しのいで16-16。この場面で、ベンチの田勢邦史から「サービス変えよう!」というアドバイスが飛び、次の1本をサービスから奪って17-16とすると、5度目のゲームポイントでようやくこのゲームを奪う。

 3ゲーム目こそコズルの鋭い両ハンドを浴びて失ったが、4ゲーム目は9-9から激しいラリー戦を制して宇田が取り返す。ゲームカウント3-1で迎えた5ゲーム目も、サービスが光った。7-9とリードされた場面で、それまでのロートスサービスからハイトスサービスに変更して2本連続サービスエースを奪って追いつくと、そのまま一気に押し切って勝負を決めた。

要所要所でサービスで得点を奪った

接戦の中、ここぞの1本を奪い取って4-1で勝利

強烈な両ハンドを見せたコズルだが、あと1本が奪えず。ちなみに前回大会では森薗政崇に敗れており、2大会連続で日本選手の前に散った

 

 試合後には「昨日に比べて調整できて、思い通りにいかない時でも工夫してプレーできる余裕があった」と振り返った宇田。点数では競り合いながらも、勝負所できっちりと得点を奪って3回戦進出を決めた。

 宇田の3回戦の相手は、大会4日目に行われる戸上隼輔vs.王楚欽(中国)の勝者。篠塚大登の欠場により急遽巡ってきたシングルス出場で2勝をあげたが、3回戦ではどんなプレーを披露するか。

 

◆宇田幸矢・試合後コメント

 昨日よりもチキータからの展開が良くて、それができない時でもストップ、ツッツキからの展開で対応できた。レシーブからの展開がすごく良かったから余裕を持てた。今の試合はサービスからもレシーブからも得点できていた。序盤は力が入りすぎてフォアがオーバーミスばかりだったので、途中から調整して、後半はうまくいった。

 (前日にコズルに敗れた)及川さんからもアドバイスをもらったし、テレビで解説をしていた森薗(政崇)さんからもアドバイスをもらって、それも生かせた。

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