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世界卓球2023

男子ダブルスは樊振東/王楚欽が盤石のプレーで初V。張禹珍/林鐘勲は無念の2大会連続決勝で敗戦

 大会7日目に行われた樊振東/王楚欽と張禹珍/林鐘勲による男子ダブルス決勝は、樊振東/王楚欽がストレートで勝利。前回大会でスウェーデンのファルク/K.カールソンに敗れてベスト8に終わった2人が、初優勝を飾った。

 

●男子ダブルス決勝

樊振東/王楚欽(中国) 11、6、5 張禹珍/林鐘勲(韓国)

 

 観客席からは中国応援団の「加油!」、韓国応援団の「テーハミング!」の大声援が飛び交う中で行われた一戦。1ゲーム目は韓国ペアがリードして試合を進めるも、中国ペアが終盤に追いついてジュースで奪う。すると2ゲーム目からは台上の小技、コース取りで中国ペアが韓国ペアをきっちりと封じる。時折、韓国ペアが持ち前の豪打を見せるものの、なかなか連続得点は奪えず。中国ペアが1点1点を着実に拾って優位に試合を進め、ストレートで優勝を決めた。

 中国は前回大会でファルク/K.カールソンにタイトルを明け渡したが、2大会ぶりの王座奪還。韓国ペアは初の男子ダブルスのタイトルがかかっていたが、逆転で奪われた1ゲーム目が響き、2大会連続の準優勝に終わった。

1ゲーム目を逆転で奪い、一気に押し切った樊振東/王楚欽

優勝を決め五星紅旗を掲げる

食らいついた張禹珍/林鐘勲だが得点が遠く

無念の2大会連続準優勝

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