卓球王国 2024年4月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
世界卓球2023

伊藤美誠、初戦を快勝。「状態は結構良い感じです。体が良いと楽しくやれます」

メダル獲得に燃える伊藤美誠がコートに登場。初戦の相手のアカシュワ(カザフスタン)とは、過去に2度対戦しているがいずれもストレートで勝利している。

この試合で伊藤は、様々ななサービスとレシーブを使ってアカシュワを翻弄。卓球台のバウンドの感覚や照明への慣れなど、これから勝ち進むための調整をしながら戦っているように見えた。

ラリーではバックハンドでストレートをついてチャンスを作り、フォアスマッシュで決めるなど、伊藤らしいプレーを見せた。臀部の痛みを抱えていると言うが、それを感じさせないスイングと動きの良さを見せた。

 

 

心配されている臀部の痛みについて、試合後に次のように話した。

「状態は結構良い感じです。トレーニングも毎日しながら、ダブルスの練習はしないでここまで来た。今日は楽しく試合ができました。体が良いと楽しくやれます。

今日は相手も思い切ってやると思ったし、ガンガン打ってくる卓球。1年半くらい前にやった試合を思い浮かべながらやったんですけど、サービスから相手を崩すことができた。ラリーになっても安心してプレーできましたし、良かったですね。

試合前の練習でもあまり無理せず、という感じです。でもやることはやって試合に入れた。むしろ安心して試合ができた。少しずつできることも増えています。試合でも練習でも、やっぱり動けるのは楽しい」(伊藤)

 

トレーニングの効果で体も良い状態だと話す伊藤

 

●女子シングルス1回戦

伊藤美誠 4(4、7、9、1)0 アカシュワ(カザフスタン)

 

関連する記事