●女子シングルス3回戦
木原美悠 −8、4、6、1、5 メシュレフ(エジプト)
世界卓球の女子シングルスは初出場の木原美悠、アフリカ卓球界に女王として君臨してきた左腕・メシュレフに1ゲーム目を奪われたものの、2ゲーム目以降は全く寄せ付けず、16強へ躍進!
これまで日本選手の「専用台」のようになっている2コートでの試合が続いていた木原だが、この試合はサブアリーナの4コートでの試合。「コートに入った瞬間『暑いな』と思いました。湿気も少しありましたね」(木原)。
1ゲーム目はメシュレフのバックのロングサービスに手を焼き、8−11で落としたが、あわてることは全くなかった。回転量はあるが、スピードのないメシュレフの両ハンドドライブをフォアのカウンターにバック強打と、思うがままに狙い打ってノータッチの山を築いた。
「勝ち切れたのはめっちゃうれしいです。世界卓球での1勝は今までの大会と違う感じで、100倍くらいうれしい」と笑顔を見せた木原。初出場ながら、伝統の世界卓球選手権という大会の重みは十分に感じている。
続く女子シングルス4回戦では、昨年の世界卓球団体戦決勝で対戦した陳夢と相まみえる。「陳夢選手は粘り強いし、競った場面や大事な場面で絶対にミスをしない。それが相手へのプレッシャーになるし、私もミスをしないようにしていきたい。私はサービスが特徴なので、サービスからの展開だったり、ミスをしても思い切りの良さを出してプレッシャーをかけていきたい」(木原)
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