●男子シングルス6回戦
戸上隼輔(明治大) 2、-6、8、-14、6、9 濵田一輝(早稲田大)
田中佑汰(愛知工業大) 6、6、-3、7、7 松下大星(クローバー歯科カスピッズ)
及川瑞基(木下グループ) 9、-9、13、8、-6、7 加山裕(日本大)
篠塚大登(愛知工業大) 9、-8、6、13、-10、10 吉村真晴(TEAM MAHARU)
張本智和(IMG) 8、2、9、8 横谷晟(愛知工業大)
吉山僚一(愛工大名電高) 5、4、7、4 坂根翔大(関西卓球アカデミー)
曽根翔(T.T彩たま) -9、6、6、7、10 吉田雅己(木下グループ)
宇田幸矢(明治大) -9、-7、5、11、8、5 上村慶哉(シチズン時計)
男子シングルス6回戦の結果は上記のとおり。
男子ベスト8は最年長の及川瑞基でも25歳。平均年齢は20.6歳という若い顔ぶれに!
第1シードの戸上隼輔は、バック対バックから積極的に回り込み、フォアで攻撃を仕掛ける濱田一輝の粘りに苦しめられた。1球たりとも集中力を切らさず、確実に相手コートにボールを運ぶ濱田は、間違いなく難敵であったろう。それでも攻めの姿勢を貫き、フォアドライブで打ち抜いた戸上、勝利の瞬間はプレッシャーから解放されたかのように大きな雄叫びをあげた。「(濱田とは)大学生対決で、よく知っている仲なのでやりやすさはあったが、こういう場で対戦するのは初めて。追われる身として勢いを感じたが、強い気持ちをもって取り切れた」と試合後に語った。
張本智和は、ともに昨年の世界選手権成都大会(団体戦)を戦った横谷晟にストレート勝ち。カットとの2連戦を経て、同じ右シェークドライブ型との対戦を迎え、張本のプレーは自信に満ち溢れているように見えた。4回戦での竹崎(岡谷市役所)戦後、右肩がつったような状態になり、5回戦の村松戦は直前までトレーナーのケアを受けて試合に臨んだという。
「2年前の御内(健太郎/シチズン時計)さんとの試合の後で、及川選手との試合で全く自分のプレーができず、肩も上がらないことがあった。全日本の組み合わせは運次第だけど、しっかり準備していたからこそ今日を乗り越えられた。もう1〜2試合はやれる体力があるし、明日は試合数が減るけれど、このタフな気持ちを忘れずに頑張りたい」(張本)
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