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世界卓球2023

王楚欽、樊振東はともにストレートで勝利してベスト8進出。誰がこの2人の勢いを止めるのか?

男子シングルス4回戦、戸上隼輔、宇田幸矢を破って勝ち上がってきた王楚欽(中国)は、ピッチフォード(イングランド)、フランチスカ(ドイツ)を破り勝ち上がってきたジェラルド(ポルトガル)と対戦。

試合は序盤から終始王楚欽ペース。パワーのあるジェラルドのドライブを難なくブロックすると、逆に王楚欽がジェラルドのブロックを吹き飛ばすようなフォアドライブを放つ。ラリー戦での安定感も高く、少しでも甘いボールは見逃さずに確実にたたき込み、危なげなくストレートで勝利を収めた。

また、前回大会王者の樊振東(中国)も4回戦でチウ・ダン(ドイツ)にストレートで勝利してベスト8進出。体の芯が強く、多少難しい体勢からでも威力のあるドライブを放ち、せった場面では抜群の勝負強さを見せた。チウ・ダンも、バックストレートへの打球をうまく使い得点を奪ったが、世界王者の前に1ゲームも奪うことができなかった。

●男子シングルス4回戦

王楚欽(中国) 4、4、4、10 ジェラルド(ポルトガル)

樊振東(中国) 10、7、8、5 チウ・ダン(ドイツ)

ぶれない体幹で威力のあるフォアドライブを連発した樊振東

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