卓球王国 2024年11月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
世界卓球2023

男子ダブルス準決勝、林鐘勲/張禹珍はオフチャロフ/フランチスカの巨躯ペアをフルゲームで下す

●男子ダブルス準決勝
林鐘勲/張禹珍(韓国) 7、-5、-8、9、5 オフチャロフ/フランチスカ(ドイツ)

男子ダブルス準決勝、オフチャロフ/フランチスカ(ドイツ)の平均身長188cmの巨躯ペアをフルゲームで退けた林鐘勲/張禹珍(韓国)が決勝進出を決めた。

ともに2ゲームずつ奪い合い、最終ゲームにもつれる大接戦となったこの試合。最終ゲームでは、序盤、なかなか点差が離れず、抜きつ抜かれつの戦いとなるが、4-4で林鐘勲がフランチスカのミドルへ豪快なフォアドライブをねじ込み、韓国ペアが5-4リードとなったところでドイツペアがタイムアウト。

次の一本を何としても取りたいオフチャロフ/フランチスカだったが、ここでフランチスカが痛恨のサービスミス。流れは一気に林鐘勲/張禹珍に傾き、オフチャロフの後陣からのパワードライブを張禹珍がカウンターで弾き返すなどスーパープレーで4点連取。林鐘勲/張禹珍が一気に勝利に王手をかけた。10-4でオフチャロフ/フランチスカが1点を取り返すも、最後は主導権を渡さなかった林鐘勲/張禹珍が接戦をものにした。

わずかな隙を見逃さなかった林鐘勲/張禹珍

台から下がった打ち合いでは強さを発揮したオフチャロフ(手前)/フランチスカだったが、最終ゲームは中盤で失速した

 

 

関連する記事