7月16日に発表された最新の世界ランキングを受け、確定したパリ五輪・男子シングルスのシードは下記のとおり。日本の張本智和は第6シード、戸上隼輔は第10シードで大会に臨む。
〈男子シングルス・第1〜16シード〉
1 王楚欽(中国)
2 樊振東(中国)
3 F.ルブラン(フランス)
4 カルデラノ(ブラジル)
−−−−−−−−−−−−−−−
5 林昀儒(チャイニーズタイペイ)
6 張本智和(日本)
7 チウ・ダン(ドイツ)
8 張禹珍(韓国)
−−−−−−−−−−−−−−−
9 オフチャロフ(ドイツ)
10 戸上隼輔(日本)
11 A.ルブラン(フランス)
12 フレイタス(ポルトガル)
13 ヨルジッチ(スロベニア)
14 アルナ(ナイジェリア)
15 趙大成(韓国)
16 O.アサール(エジプト)
前回の東京五輪では、パリ五輪を上回る第3シードで大会を迎えた張本。しかし、メダルへのプレッシャーに苦しみ、4回戦でヨルジッチ(スロベニア)に惜敗してベスト16でシングルスでの戦いを終えた。今大会は第6シードで、王楚欽や樊振東と準々決勝で当たる可能性もあるが、張本の「心・技・体」は3年前より二段も三段も上のレベルにある。中国勢に対しても勝機は十分にある。
一方、戸上は世界ランキングを15位まで上げ、第10シード。オリンピックのデビュー戦となる男子シングルスで、持ち前の攻撃力を存分に発揮したい。今大会からシングルスのトーナメントの方式が変わり、上記の第1〜16シードの選手もすべて1回戦からの出場となる。1回戦では第33〜64シードの実力差のある相手との対戦が予想され、シングルスへの「入り」は前回よりもスムーズにいけるはずだ。
ツイート
[プレイバック2021東京五輪]DAY12/8月5日・「本気」で優勝を狙い、中国を「本気」にさせた日本
【五輪卓球の歴史エピソード】中国の壁を打ち破ったペンドラ、柳承敏。そして福原愛の活躍が日本卓球の扉を開けた
【伝説のプレイヤーたち】深津尚子 前編 「桜丘での練習がなければ、私はとても日本代表にはなれなかったと思います」
【伝説のプレイヤーたち】星野展弥 前編「『原爆』の異名を取ったスマッシュを打つ男」
[ワルドナー伝説]vol.1 卓球王のプロローグ
[特集・石川佳純]2012年叶える夢「決勝が終わって、オリンピックはまだ終わらないでほしいなと思いました」<前編>
【パラ卓球】松尾充浩:大阪車いす卓球界の“頼れる兄貴”
試合を変えるアドバイス 小金丸英照「勝ち負けよりも長期的な強化を考えたアドバイスを送ることがほとんど」