●女子シングルス3回戦(ベスト8決定戦)
早田ひな 11、6、8、6 ユエン・ジアナン(フランス)
早田ひな、フランスのユエン・ジアナンをストレートで破り、平野美宇に続いてベスト8進出!
6月のWTTスターコンテンダー リュブリャナでは5ゲームズマッチの4ゲーム目にマッチポイントを奪われるなど、ユエンに苦戦した早田。この試合も1ゲーム目、ユエンのフォア表ソフトの強打がよく決まり、出足で2ー6とリードを許す展開。正確な爆の攻守で7ー7に追いつくも、先に8ー10とゲームポイントを握られる。
しかし、ここで簡単には崩れないのが今の早田。9ー10から長くなったユエンのサービスをフォアのパワードライブで打ち抜く集中力を見せ、11ー10と逆転。12ー11の2回目のゲームポイントでも、台から出るユエンのサービスを見逃さずにフォアドライブでレシーブエース。
笑顔を浮かべながら石田大輔コーチの待つベンチへと戻る早田。まるで全日本選手権でのプレーのように、完全に自分のペースで試合を進めていた。2ゲーム目以降は、ミドルをうまく混ぜながらユエンのフォアサイドを中心にボールを集め、完全に主導権を握ってストレート勝ちを収めた。あまいサービスを確実に早田に狙われたユエンは、本来の精緻なプレーが影を潜めた。

ユエン・ジアナンのフォアサイドをうまく攻略した早田(Photo:ITTF/ONDA)

ユエン・ジアナンは1ゲーム目を逆転で落としてペースをつかめず(Photo:ITTF/ONDA)
4ゲーム目の10ー4のマッチポイントでは、フォアからのしゃがみ込みサービスを2本テストするなど、先を見据えてまだまだ進化を続ける早田。最後も広角な両ハンド連打でユエンを翻弄して得点し、輝くばかりの笑顔で観客の声援に応えた。

石田大輔コーチ(左)が今大会でもベンチで早田を支える(Photo:ITTF/ONDA)
★早田ひな・試合後のコメント
「100対0でアウェーになることはわかっていたので、選手と1対1で勝負するという気持ちで入っていって、最後までその気持ちを切らさずに4対0で勝てたので良かったなと思います。1ゲーム取られてもおかしくない状況は、今日の二試合ともあったんですけど、そこで最後まであきらめず、自分自身がやれることを最大限にできてとれたゲームでした。
明日はそう簡単にはいかないと思うんですけど、しっかり戦術だったり、体力面でも回復できるように努めていきたいなと思います。(準々決勝の北朝鮮の選手について)組み合わせを見た時に当たる可能性があるのはわかっていたので、びっくりもしていないですし、そこと当たるんだという気持ちで何日間も過ごしてきている。あとは目の前の試合をやるだけだと思うので、明日試合をしてみて自分が戦術を変更しながら勝ち切れるように、柔軟な頭を持って試合に臨みたいなと思います」
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